マレーシアは多民族国家で、マレー系、インド系、中国系の人々が暮らしています。
マレー系は主にイスラム教。
インド系はヒンズー教。
中国系は仏教。
宗教によって服装が違っていたり、食べ物も違います。
マナーも違うので、とても奥が深いですね。
ホテルから電車で2駅の場所にクアラルンプール発祥の地があり、さらに3大民族の寺院もあるので、3日目はお寺巡りをすることに。
まずはヒンズー教の「スリ・マハ・マリアマン寺院」
20世紀初頭に英国植民地であったインドから、多くのインド人労働者が渡ってきて移り住んでいます。
天井もカラフルで、立体的な屋根や壁画が印象的。
入場自由ですが、入る時には靴を脱いで裸足になりました。
この寺院の斜め前には、中華系の「関帝廟」
1887年建立の仏教寺院。
この関帝廟は広東式で、四角い柱が特徴。
唯一の丸い柱には、邪気が入らないようにと竜が彫られています。
丸いお線香が所狭しと吊り下げられていて、視界はかなり真白。
雰囲気は、横浜中華街の関帝廟に似ていますね。
このエリアは中華系が多い場所なので、チャイナタウンとも呼んでいます。
ナイトマーケットが開かれて、夜の方が楽しそう。
2つの寺院を後にして、歩くこと10分。
クアラルンプール最古のモスクに到着。
「マスジット・ジャメ」
1909年建立。 築100年とは思えないくらい綺麗です。
残念ながら、私の服装が袖なしワンピースだったために入場出来ません。
髪の毛もスカーフで隠さないとNGなので、モスクは外からの見学となりました。
このモスクの左右に流れている泥だらけの川があるのですが・・・先端で合流した場所こそがクアラルンプール(泥の川の合流点)発祥地です。
ホント、茶色いよ〜。
錫(すず)の集積の拠点となって、街が発展しました。
モスクの周りは銀行が多かったので観光地というほどではありませんが、寺院とビジネス街が上手く共存している感じ。
さらにモスクから5分ほど行くとインド人街(リトルインディア)もあり、ここは雰囲気が独特。
中華系の人もマレー系の人もほとんど見かけません。
屋台はカレーばかりで、まさしくインドそのもの!!!(行ったことないケド。)
made in Indiaのグッズがたくさん。
スーパーには、お祈りをする道具もたくさんありました。
半日で3ヶ国に行った気分かな(^v^)