出港の時間が近づいてきました。
乗船後は、自分の寝台に荷物を放り投げて右舷のデッキへ。
陸上でたくさんの方が見送ってくださいます。
小笠原では「さようなら」ではなく、「(本州へ)行ってらっしゃい」という言葉でお別れします。
行ってらっしゃいには、また戻ってくるという意味が込められているので、さようならは使いません。
出港すると、後方からたくさんの船が見送りについてきます。
小笠原恒例の見送り方法で、お世話になったダイビングショップの船も見つけました!
みんな「行ってらっしゃい」と見送ってくれて、そして何人も海に飛び込む〜。
飛び込んだ後も水面から手を振って、その人たちがどんどん遠ざかっていくのは寂しさが増していきます。
おがさわら丸に乗っている人達も泣いたり笑ったり写真を撮ったりと、なんだかすごいことになっています。
この見送りは小笠原の名物なので、行かれた方は右舷を早めに陣取って下さい〜。
最後の船が見えなくなってからもしばしデッキで過ごし、小笠原諸島が遠くなるのを眺めていました。
船内に戻って、見送りの感動の余韻に浸りつつも・・・
そうだ、島寿司を食べよう!
となりますよね。
醤油がネタにいい具合に染み込んで、お店のおばあちゃんに言われた通りの時間に食べました。
帰りも25時間の移動のため、食べて寝ての繰り返し。
レストランで海鮮丼を食べてみたり、展望デッキでお茶したり。
東京に戻ってきて、そのままお仕事へ。
1週間ぶりのヨガクラスは、自分の興奮冷め止まぬままのクラスで勢いで乗り切ってみましたが。
東京都内にいたのに、異次元の景色に圧倒されっぱなしの6日間でした。
そして再び訪れて良かったなぁとつくづく思います。
交通手段は24時間の船しかありませんが、船だけだから自然が守られているというのもありますし。
今後空港を建設する計画がどうなるのか見守っていきたいです。