日が沈むのが遅くなったなぁと思うこの頃。
もうすぐ夏至。今年は6月22日です。
梅雨空が続く中、ようやく冬眠から覚めました!
普通は「春」のことを指すけれど、ダイビングに関しては違います。
海は4月が一番水温が低い時期なのと、春の濁りがあり透明度がよくありません。
冬が終わっても、4月・5月あたりはまだまだ寒いんです。
今年は気温が高く、そろそろ海に行ってみようかな?!という気持ちになり、先週末に今年初のダイビング。
東伊豆、富戸
温泉丸は健在でした。
この日は、梅雨の合間に晴れた貴重な1日。
浅場は透明度があまり良くなく、海の色が青ではなく緑に近いような。
エントリーしてキビナゴの群れが水面を覆い尽くしています。
1週間前からアオリイカの産卵が始まりました。
水温が20度を下回ると産卵しなくなるので、アオリイカには会えずに卵だけ。
代わりに違うイカちゃん。
スジコウイカ
体長6センチくらい。
もう少し水温が上がると、こちらのイカも産卵が始まります。
体の色が濃くなったり透明になったりと、数秒でどんどん変わるんですよ。
コウイカ
砂地にボ〜っといて、寝ているの?!と思うくらい。
カスザメ
砂に潜りこんでいますが、バレてますよ〜。
正面からの顔は豚みたいでかわいかったです。
富戸のアイドル、カエルアンコウ
この子、お腹がぽってりです。食欲旺盛なのでしょう(笑)
ナヌカザメの卵
孵化するまで約1年もかかります。
変わった形をしていて、殻が固い。
ネットでナヌカザメの卵でググったら、人魚の財布と呼ばれているらしいです。
海藻にはタツノイトコ
他にも色々な水中生物を見て、久しぶりのダイビングを満喫です。
水面が20度、水底が16度と温度差があり、さすがに16度の場所は寒いので、ダイビング後の温泉丸がありがたい〜。
さらに、初めて「富戸温泉」へも行きました。
去年の5月にオープンした、源泉かけ流しのお風呂。
アットホームな手作り感がたまりません。
たまたま1人だったので、最初のうちは貸し切り。わ〜い(^^)
内湯にカランが4つ。
露天の方が大きく、海も見えます。
テラスは目隠しのためだけなので強度がありません。立入禁止になっていました。
この後お客さんがどんどん来て、7人超えたら手狭な感じになりましたが…。
源泉かけ流しが何とも贅沢。
営業時間が15:00〜21:00と短く、そんなに大きくないので穴場的な温泉。
久々に潜って海の感覚をつかんでみたので、また近々いけるといいなと。